ええ!!

チョイ悪オヤジなどの言葉をはやらせた名物編集長やめるんだぁ。ちょっと目指してたのにw

ちょいワル編集長が退社…チョイモテ転身術
次は「文化人タレント」になる!?

昨年12月、日本流行語大賞にノミネートされたときの岸田氏
 中年向け男性ファッション誌『LEON』の編集長、岸田一郎氏(55)が近く、出版元の主婦と生活社を退職することが分かった。同誌からは、「ちょいモテオヤジ」「ちょい不良(ワル)オヤジ」などの流行語も生まれ、表紙を飾るイタリア人モデルのパンツェッタ・ジローラモ氏(43)は“中年のファッションリーダー”としてモテモテ。この種の雑誌では異例の10万部(公称)に伸ばした名物編集長は、次に何をやらかそうとしているのか−。

 話題を振りまいてきた編集長の動向だけに、出版界では、さまざまな憶測が駆けめぐった。

 一部では「大手出版社が、10月に創刊準備を進めている男性誌の編集長に数億円で、引き抜かれたのではないか」とか「ゴージャスな誌面づくりに、経費を掛けすぎたことが社内で問題になったのではないか」など、早くもウワサに尾ひれが付きだしている。

 主婦と生活社では、岸田氏の退社について、「雑誌も含めて紙媒体以外の、違うフィールドで活躍したいという話が以前からあった。ウェブのほうで、何か新しいことをしたいと聞いているが、具体的にはわからない」と説明する。

 岸田氏は、日大経済学部を卒業後、世界文化社で『Begin』『Mens EX』などを創刊。平成12年11月に主婦と生活社に移籍し、30、40代の富裕な男性をターゲットとしたライフスタイル誌『LEON』を創刊した。2年前には、女性向けに『NIKITA』も創刊し、編集長を兼任している。

 好調に部数を伸ばしてきた『LEON』は、9月に創刊5周年を迎えることから、「区切りでもあり、会社として退社を了承した」(同社総務部)という。

 関係者によると、もともと、岸田氏は「会社などに縛られないフリーの文化人志向が強い」という。実際、出身地の大阪では、ローカル番組に出演。「ジローラモさんとともに、ファッションやライフスタイルのコメンテーターとして重宝がられている。雑誌の人気がピークのうちに、文化人タレントに転身したいのではないか」とは、ファッション誌編集者。

 退社日は「調整中」(主婦と生活社)で、後任には創刊時からかかわってきたフリーの西園寺薫氏が就任予定。『NIKITA』と兼務で引き継ぎ、「編集方針は変わらない」という。

ZAKZAK 2006/07/26